Chevalier:拠点 Information centers

夢を育む「Meeting Point」大分県内、県外、海外に広がる出会いの場

年間を通して音楽をまちに届けたい。
アルゲリッチ芸術振興財団の活動は、大分県下全域に拠点を設け連携を図っています。
豊潤な音楽の実りを分かち合う活動を目指し、音楽祭やピノキオコンサートを通じて拠点からの発信に努めています。

ピノキオコンサートは大分県市長会の皆さまにも連携協力を頂いています。

フランス語で「騎士」を意味する『 Chevalier 』:シュヴァリエの称号を持った方々が、音楽祭の情報をはじめ、各拠点でのコンサートを通して音楽の素晴らしさや地域の芸術文化の豊かさを分かち合う場を創っています。

音楽祭を通じて国際友好交流も推進し、より多くの人びとが各々の拠点の持つ魅力を知る機会になることが期待されています。

別府アルゲリッチ音楽祭「Meeting Point(=出会いの場、文化・情報拠点)」について

アルゲリッチ芸術振興財団の中核事業である「別府アルゲリッチ音楽祭」は、「育む」、「アジア」、「創造と発信」をコンセプトに、人や音楽との出会いの場(=Meeting Point)を広げること、また、音楽を通して子どもたちの「心を育む」ことをテーマとして活動を続けています。
その活動をより推進するため、2005年12月に大分県内14地域(豊後高田、杵築、日出、臼杵、津久見、佐伯、豊後大野、竹田、玖珠、九重、由布 、日田、中津、宇佐)に「Meeting Point」を設置し、2009年5月に海外初の拠点として韓国・ソウルが仲間入りしました。
2010年12月に国東と姫島が新たに16、17番目の拠点に加わり、さらに、2011年5月に県外初の拠点として北九州が、2014年に音楽祭本拠地の別府と県庁所在地の大分も加わりました。17市町村長の賛同、参画は大きな官民協働の力となっています。

各拠点で音楽祭のコンセプトに共感する各地域のChevalier(シュヴァリエ・仏語で騎士の意)の方々が中心となって、2006年から「地域拠点コンサート」が開催されています。
音楽祭期間中のみならず、年間を通じて活動することで地域、人、そして音楽の絆を深め、豊かな社会づくり、地域文化づくりに発展させることを目的としています。
また、各地域が本音楽祭を媒体として情報を発信するなどの相互関係を継続して築き上げていきたいと考えています。なお、「Meeting Point」以外にも大分県外のホール、企業などのご協力を得た「提携コンサート」も行われており、音楽祭出演のアーティストを派遣しています。

『別府アルゲリッチ音楽祭』開催地

別府市

「別府アルゲリッチ音楽祭」のメイン会場でもある別府
温泉の源泉数と湧出量ともに日本一を誇り、あちらこちらから立ち上る湯けむりは別府のシンボルともいえます。
音泉(おんせん)都市『別府』の知名度は『別府アルゲリッチ音楽祭』とともに、今や世界にまで広がっています。

大分市

日本で初めて西洋音楽が演奏されたまち
大分市は1557年、日本で初めて西洋音楽が演奏されたまちと記録されています。そして、現在は毎年、「別府アルゲリッチ音楽祭」が開かれる場所となりました。

Chevalierの一つである宇佐市にて〜

2011年5月10日(火)三和酒類株式会社安心院葡萄酒工房の葡萄畑で、アルゲリッチ総裁が古希を記念して植樹を行いました。
その年は東日本に大震災が起こるという大変な年であり、この木々が育つことが希望となり、日本も共に再生して欲しいという願いを込め、このぶどうの木々に『希望の樹』と名づけました。アルゲリッチの音楽を聴いて育ったぶどうはピノタージュワインとして2019年から製品化されています。