ラデク・バボラーク
Radek Baborak
指揮者
更新:2022.10.05
1976年チェコのパルドヴィツェ生まれ。ミュンヘン国際コンクールで優勝、「美しく柔らかな音色」、「完璧な演奏」、「ホルンの神童」と評されるなど、世界の注目を集めた。以来、欧米アジア各地で活発な演奏活動を展開。これまでチェコ・フィル、ミュンヘン・フィル、バンベルク響、ベルリン・フィルのソロ・ホルン奏者を歴任。小澤征爾、ダニエル・バレンボイム、サイモン・ラトル、ジェイムズ・レヴァインなどトップクラスの指揮者の信頼も厚く、ベルリン・フィルはもちろん、バイエルン放送響、ミュンヘン・フィル、ケルンWDR響、チェコ・フィル、ロイヤル・フィル、スイス・ロマンド管、サンクトペテルブルク・フィル、ザルツブルク・モーツァルテウム管等と共演。
また近年は指揮者としての活躍も目覚ましく、自ら創設したチェコ・シンフォニエッタとともにチェコ国内各地の音楽祭から招かれて、ハイドン、モーツァルトのCDもリリース。その他、ベルリンはじめヨーロッパ各地のオーケストラ、日本でも水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、新日本フィル、名古屋フィル、札幌交響楽団等に客演。2018年から3年間、山形交響楽団首席客演指揮者を務めた。2021年には西ボヘミア交響楽団首席指揮者に就任している。水戸室内管弦楽団では2017年、18年、19年の定期演奏会で指揮を務め、絶賛を博している。