三度目の正直、という言葉は今の私たちのためにあって欲しい、と心から音楽祭の開催を願っています。

世界中の全ての人々が経験しているコロナ禍にあって、当たり前にあった私たちの自由が奪われた、と言っても過言ではないでしょう。

そのなかで私は演奏の中断を余儀なくされたものもありますが、幸運なことに変わりなく演奏を続けることができているように思います。
無観客であったりもしましたが、演奏できることは私にとっては大きな喜びでした。
これからもさまざまな工夫のなかで、皆さまと音楽を通して繋がっていきたいと思います。

昨年大分県が「アルゲリッチの日」を制定され、これまで私の音楽祭を通して、一貫して求めてきた「社会の中での芸術の役割」に込められた思いを皆さまと分かち合えたように感じています。
それは今最も求められる「寛容と共生」です。

その思いを、長年にわたって毎年音楽祭のテーマに込めてきました。またピノキオコンサートを通して、多くの方々の共感もいただいています。

特にコロナ禍を経験してきた今こそ、この私たちの思いを深くご理解いただけるように思います。
今年こそは危機に対しての万全の対策をお願いして実現を、と心から願っています。

今年もメッセージに込めた思いと共に、演奏を存分に楽しんでいただけると嬉しいです。

テーマは
「音楽とSDGs〜新しい道」
です。

令和4年2月7日
公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団 総裁
別府アルゲリッチ音楽祭 総監督
マルタ・アルゲリッチ




実に3年ぶりになりますが、第22回別府アルゲリッチ音楽祭が、マルタ・アルゲリッチ総監督を大分にお迎えして開催できることを大変うれしく思います。
そして、この音楽祭を楽しみに、ここ大分の地にお越しいただく皆様方を心から歓迎いたします。

大分県は、アルゲリッチさんがこれまで大分県にもたらしてくれた素晴らしい業績を顕彰するため、昨年、彼女の誕生日である6月5日を「マルタ・アルゲリッチの日」として制定して、世界に向けて発信しています。

他方、この2年間は、コロナ禍の影響により、様々な活動が制限され、音楽祭の開催ができず、涙をのんできました。
そうした中、県民の皆さんにも、感染防止対策の取組に大変なご協力をいただいたお陰で、今回、待ちに待った音楽祭を開催できる環境を整えることができました。

また、大分県は、今年、東アジア文化都市として、中国・韓国の3都市とともに、新たな文化の創造に挑戦します。

第1回音楽祭以来、寛容と共生の精神を実践してきた別府アルゲリッチ音楽祭には、是非とも、東アジア地域の文化交流を牽引してもらいたいと期待しています。

「大分県の宝」であるこの音楽祭が、22回目の歴史を力強く歩み出せるよう、引き続き県としても努力をしてまいりますので、皆様のご支援をよろしくお願いします。

令和4年2月7日
大分県知事 広瀬勝貞




第22回「別府アルゲリッチ音楽祭」の開催の発表に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

一昨年度から新型コロナウイルス感染拡大に伴いこの音楽祭も延期となりましたが、アルゲリッチ総監督をはじめとした沢山の方々のご尽力により本日、発表の日を迎えることができました。
皆様が心待ちにしているこの音楽祭が、復活元年の幕開けとして相応しい、歴史に残る回になると確信しております。

オミクロン株による感染が広がりをみせていますが、私どもの心と体の健康を維持するためには、音楽の力が必要であります。
生活の中に音楽やアートが根付き、文化の香る豊かなまちづくりを推進する別府市として、全国そして世界の方々が訪れる日まで、地域の方と一緒になってまちを磨いていきたいと考えております。

結びに、別府アルゲリッチ音楽祭の今後ますますのご発展と、音楽祭の開催に当たり、多くのご支援をいただいた関係者の皆様のご健勝、ご多幸を心から祈念し、私からのお祝いの挨拶とさせていただきます。

令和4年2月7日
別府市長 長野恭紘




「第22回別府アルゲリッチ音楽祭」が開催されますことを心からお祝い申し上げますとともに、本音楽祭の開催にご尽力いただいている皆様に感謝申し上げます。

本市は、今から約460年前、初めて日本人によるヴィオラの演奏が行われたことなどから、日本における「西洋音楽発祥の地」と言われております。
西洋音楽と関わりの深いここ大分の地から20数年の長きに渡り、マルタ・アルゲ リッチ総監督が世界に向けて音楽の魅力を発信し続けていただいておりますことに深く敬意を表します。

今回の開催会場の一つである平和市民公園能楽堂で5月に行われる「ピノキオコンサート」には、アルゲリッチ総監督の演奏も予定されており、世界最高峰の素晴らしい演奏をお楽しみいただければと存じます。
また、本公演が、子どもたちの想像力の高まりや心の成長につながることを念願するとともに、多くの方々に本市の魅力を知っていただく機会となることを期待しております。

現在、新型コロナウイルスのオミクロン株により全国的な感染拡大が続く中、予断 を許さない状況ではございますが、感染状況を注視しながら、安全・安心な体制で本音楽祭が開催されることを願っております。

結びに、本音楽祭の今後ますますのご発展と関係者皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、あいさつといたします。

令和4年2月7日
大分市長 佐藤樹一郎




〇第22回「別府アルゲリッチ音楽祭」の開催、誠におめでとうございます。

○新型コロナウイルス感染症への対策という新しく難しい課題のあるなか、待ち望んだアルゲリッチ音楽祭の開催が多くの方のご尽力のもとで叶いますことを、心からお喜び申しあげます。また、長きにわたり高く評価されているこの音楽祭に、当社も2005年から協賛を通じてご一緒できていることを大変ありがたく感じております。

〇当社は、これまで様々な分野で子どもたちを育む社会貢献活動に取り組んでまいりました。これは、子どもたちに自ら考え行動する自立心や人を思いやる心を大切にし、将来を切り拓いていく力を養ってほしいとの想いからです。

〇音楽は人の心を癒したり、勇気をくれたり、新たな感性を呼び覚ましたりと、人生に様々な影響を与えてくれます。マルタ・アルゲリッチ氏と伊藤京子氏の、音楽を通じて「未来を担う子どもたちの心豊かな人間形成に貢献する」という想いと、当社の社会貢献活動への想いとは志を同じくするものです。

〇今回の音楽祭テーマは『音楽とSDGs〜新しい道』であり、当社もSDGs達成への貢献においては、生命保険会社として「あらゆる世代が安心して暮らせる社会の実現」を目指して取り組んでおります。当社がこの音楽祭の一助を担えることを心から嬉しく思いますとともに、これからも“未来を変える仕組みづくり”をコンセプトに様々な社会貢献活動に取り組んでまいりたいと思います。

〇最後になりますが、別府アルゲリッチ音楽祭の大成功を祈念しております。

令和4年2月7日
日本生命保険相互会社 
取締役常務執行役員 
山内千鶴




→ 2022年 第22回別府アルゲリッチ音楽祭 開催に寄せて




第22回別府アルゲリッチ音楽祭トップ